病態解析学講座では、学部生、院生、教員向けに教員の研究紹介を行っております。
この企画を通して、卒後の進学先や卒研の研究室選びの参考になればと思っております。

病態解析学講座第10回教員研究紹介の担当は近藤高明先生で題名は「多職種で取り組む疫学調査」です。

公衆衛生学研究では地域や職場でのフィールド調査によって、さまざまな健康情報を収集する疫学活動が不可欠です。このような疫学調査には、多い場合は数百人の調査者が参加する大規模なものもあり、調査員がもつ資格も多様です。疫学調査では、医師も臨床検査技師もその他の医療資格者も、全員が対等の関係で一つの目標に向かって協力し合って多職種連携活動を進めます。長年にわたりそのような疫学調査に参加してきた者として、これまでの実践を紹介しながら、疫学研究の楽しさや苦しさを伝えたいと思います。

10月30日(水)本館第1講義室にて17時 より行います。
ご 興 味のある方はご気軽にご参加ください。