大学院生の皆様
中央図書館より、論文のオープンアクセス掲載料及びいわゆるハゲタカジャーナルに関する
アンケートの実施について、下記のとおり依頼がありましたのでお知らせいたします。
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令和3年7月14日
各部局等の長 殿
副総長(研究担当) 杉 山 直
副総長(図書館担当)佐久間 淳一
論文のオープンアクセス掲載料及びいわゆるハゲタカジャーナルに関する
アンケートの実施について(依頼)
本学では、令和元年度から、教職員の皆様のご協力のもと論文のオープンアクセス化に
伴う掲載料調査を開始し、学内における APC※の額の実態把握に努めているところです。
調査により本学の APC 支出額はかなりの額にのぼることが分かってきましたが、オー
プンアクセス論文が世界規模で増加し続けている中、APC が高額なことが理由で論文投稿
を断念する例やいわゆるハゲタカジャーナル※※のトラブルに遭う例が増えているのでは
ないかと危惧しております。
つきましては、本学における研究環境の改善及び学術情報流通における課題解決に役立
てるため、標記アンケート調査を下記の要領で実施しますので、ご協力のほどよろしくお
願いいたします。
※APC(Article Processing Charge)…著者が出版社サイト等で論文をオープンアクセスにする
ため、あるいはオープンアクセスジャーナルへの掲載料として出版社へ支払う手数料
※※ハゲタカジャーナル(predatory journal) …著者を騙して APC を取ることを目的とした悪質
な学術誌。適切な査読が行われていない、研究者に無断で編集委員として記載された、無料だ
と思っていたら不当に高額な料金を請求された、頻繁に勧誘メールが届く等のトラブルが世界各
国で報告されている。
記
1. 実施期間 令和3年7月14日(水)~令和3年8月31日(火)
2. 対象者 本学の教員・大学院学生(特に論文を査読誌に投稿した経験がある方)
3. 回答 URL
https://forms.office.com/r/j9ShCwGw7p
※回答は個人が特定されない形で集計いたします。また、ご連絡先を記入いただいた方
には後日インタビューを依頼することがあります。任意でご記入いただいた個人情報
は、後日のインタビュー調査に関するご連絡以外には使用しません。
4. 参考資料 APC 調査実施報告(令和3年6⽉1⽇執行会議資料)
(本件担当) 研究推進部研究企画課、附属図書館事務部
(問合せ先) 附属図書館事務部情報管理課 鈴木、小嶋
tos-kikaku@nul.nagoya-u.ac.jp 052-789-3665/3672