事業推進課から、通知がございましたのでお知らせします。
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平成27年4月27日
関係部局長 殿
理事(国際・広報担当)・副総長
渡 辺 芳 人
2016-2017年度 ハーバード・イェンチン研究所招へい研究員の募集について(通知)
このことについて、ハーバード・イェンチン研究所から別添のとおり招へい研究員の推薦依頼が
ありましたのでお知らせします。
本制度は、アジア各国の人文・社会科学分野の研究者及び大学院学生に対する研究助成を目的としており、
ハーバード大学でも研究機会が与えられるものです。日本では、本学を含む13大学に所属する教員、
研究者及び大学院学生のみが申請できるプログラムです(前々回より本学は2年毎の申請となりました。
次回の募集は2018-2019年度になります。)
I.招へい教員プログラムとその概要
1.Visiting Scholars Program(VSP)
(1)概要
ハーバード大学(又は同等の大学)における研究活動の機会とハーバード大学の図書館等施設の
利用権限を提供される。研究課題に関する公開プレゼンテーション(英語)を最低1度行うこと、
ハーバード大学(又は同等の大学)の教員と協働することが求められる。
(2)対象者
本学の専任教員(本学で2年以上専任教員としての経験があり、過去5年以内に英語圏でPh.D.を
取得していないこと)
(3)分野
人文・社会科学の各分野(人類学、考古学、歴史学(美術史、経済史、法歴史学を含む)、
言語学、文学、哲学、政治学、宗教学及び社会学)
(4)選考基準
英語能力、学歴、研究計画の質とオリジナリティー、専門分野の知識の深遠さ、ハーバード大学又は
米国国内の有力大学での研究実施の可能性等
(5)助成内容
① 往復旅費(エコノミークラス)
② 滞在費(2015-16年度の場合、月額5,800USドル)
③ 健康保険料(4,500USドルまで)
④ 現地におけるリサーチアシスタント又はエディター雇用のための費用
(1,000ドルまで)
⑤ 北アメリカで開催される学術会議への参加費(2回分、1,000USドルまで)
(6)派遣期間
10ヶ月間
2.Visiting Fellows Program(VFP)
(1)概要
ハーバード大学Graduate School of Arts and Scienceに在籍し、同大学の図書館等施設の利用権限と
学位論文研究の機会を提供される。ハーバード大学(又は同等の大学)の教員による指導の下に研究を
行い、毎週行われる学位論文に関するワークショップに参加する。
(2)対象者
本学の大学院生(博士課程後期課程)又は若手研究者で、PhD候補者
(3)分野
人文・社会科学の各分野が対象、特に東アジア比較研究分野(人類学、考古学、歴史学(美術史、
経済史、法歴史学を含む)、言語学、文学、哲学、政治学、宗教学及び社会学)
(4)選考基準
学歴、研究計画の質とオリジナリティー、専門分野の知識の深遠さ、ハーバード大学での研究実施の
可能性等
(5)助成内容
① 往復旅費(エコノミークラス)
② ハーバード大学研究院登録費
③ 滞在費1名分(2015-16年度の場合、月額2,700USドル)
④ 現地における英語の授業料またはエディターの雇用料金(1,000ドルまで)
⑤ 北アメリカで開催される学術会議への参加費(2回分、1,000USドルまで)
(6)派遣期間 3学期(セメスター)間
II.申請方法
1.申請書類
(1)申請書類は事業推進課を通じて手続きします。個人が直接申請した場合は受理されません。
(2)事業推進課に提出する書類一覧及び提出方法
① 希望するプログラムのApplication Form<メール>
② Research Plan
(Visiting Fellows Program 申請者はDissertation Description)
③ CV<メール>※Application Formにある注意書きに従うこと。
④ Institutional Approval Form(所属の部局長の署名が必要です。)
⑤ 大学院の成績証明書
(英文、Visiting Fellows Program申込者のみ)<学内便>
※本学からの推薦が決定した方はオンラインにアップロードしていただくことになりますので、
後日返却いたします。
⑥ 推薦書3通(推薦者から直接事業推進課宛に郵送してください。封入してある場合は、こちらで
開封しますのでご了承ください。)
<郵送(推薦者が学内関係者の場合は学内便)>
2.提出期限 平成27年8月21日(金)【事業推進課締切(必着)】
3.専攻
申請者多数の場合は、学内選考を行う場合があります。なお、ハーバード・イェンチン研究所の書類審査を
通過した場合は、東京で面接審査が行われる可能性があります。
また、最終結果は平成28年2月中旬に決定予定です。
III.その他
1.今回から、ハーバード・イェンチン研究所へはオンラインでの申請となりましたが、最終選考後、
本学から推薦することとなった方には、オンラインでの申請方法詳細をご連絡します。
2.自身の研究分野が助成対象であるか不明な場合は、事前に事業推進課に連絡願います。
3.渡航のためのビザを取得できる方が対象ですので、申請前に各自確認願います。
4.プログラムの詳細については、ハーバード・イェンチン研究所のウェブサイトも参照してください。
http://www.harvard-yenching.org/fellowship/
IV.書類提出先 教育推進部事業推進課